直腸脱に関するよくある誤解

直腸脱に関する誤解をなくして、患者さんを苦しみから開放したいと考えています!

直腸脱は特殊な病気ですし、腹腔鏡による根治手術は標準治療とはされましたが広く一般的に行われているものではなく、医療関係者の間でも正しく理解されていないのが現状です。

そこで、ここでは、誤解を正すべく、筆者の見解を述べさせていただきます。 ご批判は受け入れ、真摯に対応する所存ですので、遠慮なくお問い合わせよりご連絡ください。

誤解

S状結腸の長い症例では、術後の便秘を回避するため、S状結腸切除を閉止することが望ましい。

超高齢者における全身麻酔はリスクが高いのでできるだけ避けるべきである。

超高齢者に腹腔鏡手術を行うと、経会陰的手術よりも術後のADL低下や認知症の悪化が激しい。

腹腔鏡手術は経会陰的手術よりも侵襲が大きい。